出家得度して真言宗の僧侶(尼僧)になるには個別指導で働きながらでも僧侶資格が取得できる心照寺春日部道場

心照寺 春日部道場

埼玉県春日部市火伏せの龍の里
電話: 048-700-7014
受付時間: 10:00 〜 17:00

心照寺と姫路成田山の沿革・法脈

心照寺 春日部道場は、宗教法人 姫路成田山 明勝寺(兵庫県姫路市)の春日部教会として、平成25年に主管 康照が開設した真言宗の僧侶養成機関です。受け継ぐ法脈は、龍猛から恵果、空海へと師資相承された真言宗の血脈です。このページでは、当道場がどのような系譜の上に立っているのかを、事実として記します。

心照寺の位置づけ

心照寺は、宗教法人 姫路成田山 明勝寺の春日部教会です。正式には「春日部教会 心照寺」であり、心照寺自体は宗教法人格を持たない宗教団体です。サイト上では「真言宗 僧侶養成機関 心照寺 春日部道場」「主宰:宗教法人 姫路成田山 明勝寺 春日部教会 心照寺」と表記しています。

宗教法人格の有無は、僧侶養成の中身そのものを左右するものではありません。得度・授戒、四度加行、伝法灌頂はいずれも師僧から弟子へ血脈に基づいて授けられるものであり、当道場では主管 康照がその師僧として一人ひとりに授けています。伝法灌頂の後、僧籍は心照寺で預かり、真言宗の僧侶として正式に活動できます。

沿革

時期 出来事
昭和30年頃 成田山新勝寺の明勝講が発足。姫路成田山の起こり
昭和40年頃 不動明王を本尊とする現本堂が完成
昭和51年 宗教法人の認可を取得し、本山となる
平成25年 心照寺主管 康照が、春日部教会として心照寺 春日部道場を開設

姫路成田山は、成田山新勝寺への信仰を源とする明勝講から始まり、不動明王を本尊として今日に至ります。当道場はその春日部教会として、埼玉県春日部市に在家の社会人のための修行の場を開いています。

法脈 ― 真言宗の血脈

真言宗では、法は師から弟子へ、面と向かって授けられることによってのみ伝わるとされています。これを師資相承(ししそうじょう)といい、その系譜を血脈(けちみゃく)と呼びます。

当道場が受け継ぐのは、龍猛(りゅうみょう)・龍智(りゅうち)・金剛智(こんごうち)・不空(ふくう)・善無畏(ぜんむい)・一行(いちぎょう)、そして恵果(けいか)から空海(くうかい)へと伝えられた真言宗の血脈です。

一般に、真言密教は大日如来から金剛薩埵を経て龍猛に伝わり、インドから中国へ、そして唐の長安・青龍寺の恵果阿闍梨から日本の空海(弘法大師)へと授けられたと伝えられています。空海が持ち帰った両部(金剛界・胎蔵界)の法は、以後千二百年にわたり、師から弟子へ途切れることなく受け継がれてきました。

当道場で伝法灌頂を受けた者には、血脈一紙が授与されます。これは、龍猛から空海、そして当道場の師僧を経て自分へと法が伝わったことを示す証です。詳しくは 血脈について ― 龍猛から空海、そして当道場へ 血脈について をご覧ください。

成田山信仰と不動明王

姫路成田山の名が示すとおり、その起こりは成田山新勝寺への信仰を結ぶ講(明勝講)にあります。講とは、同じ信仰を持つ人々が集まり、参詣や祈願をともにする結社のことで、江戸時代以来、庶民の信仰の受け皿として各地に広がりました。信仰を同じくする人々の集まりが、やがて本堂を建て、宗教法人の認可を受けて本山となった。この歩みは、在家の人々の信仰心が一つの寺院を生み出した歴史でもあります。

本尊の不動明王は、大日如来の化身とされ、怒りの姿で衆生を導く明王です。右手の剣で迷いを断ち、左手の羂索で人々を救い上げ、背の火炎で煩悩を焼き尽くすと説かれます。真言宗の護摩の本尊として最も広く祀られており、四度加行で修める息災護摩も、一般に不動明王を本尊として修されます。

お寺との縁のない在家の社会人が僧侶を目指す当道場が、在家の講から始まった本山の教会であることには、一つのつながりを感じます。

「教会」という位置づけについて

「教会」という語はキリスト教を連想させるかもしれませんが、宗教法人法上は、仏教寺院においても、本山に属する布教・教化の拠点を教会と呼ぶことがあります。心照寺は、宗教法人 姫路成田山 明勝寺の春日部教会として、埼玉県春日部市で真言宗の布教・教化と僧侶養成を行う拠点です。

心照寺自体は宗教法人格を持ちませんが、得度・四度加行・伝法灌頂はいずれも師僧個人が血脈に基づいて授けるものであり、法人格の有無によって変わるものではありません。伝法灌頂で授与される血脈一紙は、法人ではなく師から弟子へ渡されるものです。

平成25年の開設から現在まで

平成25年の開設以来、当道場では、お寺との縁のない在家の社会人が、仕事を続けながら得度・四度加行・伝法灌頂へと歩んできました。年齢層は30代から70代、職業は会社員、医師、看護師、介護士、経営者、自営業、占い師など様々です。

指導は開設当初から一貫して、主管 康照による完全個別指導です。道場で伝授と確認を受け、自宅で実践し、次の段階へ進む。遠方からは、伝授と最終確認、得度式、伝法灌頂といった節目のみ来場する修行者もいます。

フジテレビ「イット」の「しらべてみたら」では、「一般人が僧侶になるには」をテーマに当道場が取材・放映されました。

沿革を知ることの意味

自分がどの系譜の上に立つのかを知ることは、僧侶として生きる上での足場になります。空海から千二百年、誰かが誰かに面と向かって法を授け続けてきたからこそ、今日ここで得度式や伝法灌頂が行えます。その列に自分も連なるという自覚は、後悔のない生き方を考える上でも、静かな支えになるものだと考えています。

関連する問い

このページの要点

  • 心照寺 春日部道場は、宗教法人 姫路成田山 明勝寺の春日部教会として平成25年に開設
  • 姫路成田山は昭和30年頃の明勝講発足に始まり、昭和51年に宗教法人認可を得て本山となった
  • 受け継ぐ法脈は、龍猛・龍智・金剛智・不空・善無畏・一行、恵果から空海へと師資相承された真言宗の血脈

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