出家得度して真言宗の僧侶(尼僧)になるには個別指導で働きながらでも僧侶資格が取得できる心照寺春日部道場

心照寺 春日部道場

埼玉県春日部市火伏せの龍の里
電話: 048-700-7014
受付時間: 10:00 〜 17:00

「僧侶になりたい」と思ったとき、まず誰に相談すべきか

「僧侶になりたい」という思いが芽生えても、誰に話せばよいのか分からず、胸の内に置いたまま年月が過ぎていく方が少なくありません。結論から申し上げると、相談の順番は三段です。まずご自身に問い、次にご家族へ話し、そのうえで実際に僧侶を養成している場に直接尋ねる。相談先にはそれぞれ得られることと限界があり、それを先に知っておくと、遠回りをせずに済みます。

まず自分に ― 「なぜ」を一度だけ言葉にする

誰かに相談する前に、一度だけ、ご自身に問うてみてください。なぜ僧侶になりたいのか。職業として生計を立てたいのか、いまの仕事に活かしたいのか、定年後の生き方として選びたいのか、身近な供養を自分の手で行いたいのか。動機に優劣はありませんが、動機によって合う道が変わります。

言葉にするのが難しければ、「僧侶になって何をしたいか」と「僧侶の名で何をしないか」の二つを書き出すだけで十分です。この二つは、後にどの道を選んでも、面談や志望理由書で必ず問われることです。

家族 ― 最初に話す相手であり、最も大切な理解者

配偶者やお子さんがおられる方は、ご家族が最初の相談相手になります。ご家族が知りたいのは、修行の中身よりも「暮らしがどう変わるのか」です。仕事は続けるのか、費用はいくらか、期間はどれほどか、どのくらい家を空けるのか。この四点に答えられるようになってから話すと、不安は大きく減ります。

反対されるとすれば、多くは道そのものへの反対ではなく、見通しの分からなさへの不安です。先に養成機関から説明を受け、同じ資料をご家族と一緒に見る、という順番も選べます。

ただし、ご家族は制度のことまでは知りません。可否の判断をご家族に委ねるのではなく、理解を得るための相談だと考えてください。

菩提寺・近くの寺院 ― 宗派と仏教の基本を知る窓口

ご実家に菩提寺がある方、ご縁のある寺院がある方は、住職に相談するという道があります。宗派の考え方、仏教の基本、その宗派で僧侶になる一般的な道筋を教えていただける可能性があります。寺院への弟子入りという形で道が開けることもあります。

限界もあります。寺院は僧侶の養成を本務としているわけではなく、弟子を迎える体制があるかどうかは寺院によります。また、相談できるのはその寺院の宗派のことに限られます。学びたい宗派と菩提寺の宗派が異なる場合は、別の窓口が必要になります。

養成機関 ― 制度・費用・期間を正確に知る窓口

僧侶になる道は、大きく三つに分かれます。仏教系大学・専修学院で学ぶ道、寺院へ弟子入りする道、在家の社会人向けの修行道場に入門する道です。制度・費用・期間は宗派・本山により異なり、同じ宗派でも道によって異なります。ですから具体的なことは、ご自身が進もうとする機関に直接尋ねるのが最も確かです。

尋ねるべきことは五つです。

尋ねること 確かめる点
師僧(しそう)は誰か 誰のもとで得度し、誰から法を授かるのか
僧籍はどこに置かれるか 修了後、僧侶であることの裏付けがどこにあるか
期間と進め方 仕事と両立できるか、通う回数はどれほどか
費用の総額 表示されている金額の他に、後からかかるものはないか
修了後にできること 葬儀・法要・祈願を自分で勤められるのか

ここにも限界があります。養成機関は、自らの課程を勧める立場でもあります。複数の道の説明を聞き比べ、ご自身の動機と暮らしに照らして選ぶのは、最後は相談する方ご自身です。

順番をひとつにまとめると

自分に問う、家族に話す、寺院や養成機関に尋ねる、そして必要なら家族ともう一度話す。この順番です。

相談とは、誰かに答えをもらうためのものではなく、ご自身の問いを確かなものにするためのものです。後悔のない生き方という観点から言えば、「誰かに止められたからやめた」も「誰にも話さずに始めた」も、どちらも後に残ります。問いを言葉にし、近しい人に話し、実際の場に足を運ぶ。その三段を踏んだうえで決めたことは、どちらに転んでも悔いが少ないものです。

当道場の場合

心照寺 春日部道場では、お問合せのあと、まずオンラインで課程の流れ・費用・期間を個別にご説明します。この説明は選別ではなく、内容に納得された方が次の面談へ進む仕組みです。面談には履歴書・住民票などをお持ちいただき、人物面に問題がなければ入門となります。修行に進む課程では、面談をオンラインで行うこともできます。

費用は入門前にすべて明示し、表示金額の他に後からかかるものはありません。ご家族にご説明いただく際にも、そのままお使いいただけます。入門される方は皆、寺とご縁のない在家の社会人で、大半が仕事を続けながら歩んでおられます。

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